初心者も挑戦!自分でできる壁紙張り替えのやり方|トイレからリビングまで
壁紙張り替えを自分でやってみたいけれど「本当に初心者でも失敗せずにできるの?」と不安になっていませんか。
プロに依頼すると高額になりがちですが、事前にサンプルを取り寄せて完成のイメージを固め、必要な道具を最小限にそろえて正しい手順を踏めば、費用を抑えつつ新品のような仕上がりを目指せます。
しかも最近は貼ってはがせるシールタイプや簡単に扱える糊付きの壁紙など、初心者向けの商品も豊富です。
家計にやさしいDIYで、汚れや傷が気になる壁を自分の手でリフレッシュしてみませんか。
自分で壁紙を張り替える基礎知識
壁紙の張り替えを自分で行うには、まず基本的な知識を身につけることが成功への近道です。この章では、壁紙の種類から必要な道具、費用や作業時間まで、DIYを始める前に知っておくべき4つの必須知識を解説します。
- のり付き・なし・シール壁紙の違い
- 必要な道具と費用を抑える選び方
- 6畳部屋のDIY費用と業者比較
- 作業時間と難易度の目安
基礎知識(1)のり付き・なし・シール壁紙の違い
初心者の方が壁紙を自分で張り替える際には、のり付き壁紙を選ぶのが最もおすすめです。
その理由は、工場であらかじめ壁紙に均一なのりが塗布されており、DIYで失敗しやすい準備の手間を大幅に省けるからです。
壁紙には主に3つのタイプがあり、それぞれの特徴を表にまとめました。
| 項目 | のり付き壁紙 | のりなし壁紙 | シール壁紙 |
| 特徴 | 事前にのりが塗布されている | 自分で専用のりを塗る | 裏面がシールになっている |
| メリット | 手間が少なく仕上がりが綺麗 | 自分のペースで作業できる | 最も手軽で道具が少ない |
| デメリット | のりが乾く前に作業が必要 | のりを塗る技術と手間が必要 | 質感や耐久性が劣る傾向がある |
| 初心者おすすめ度 | ◎(最適) | △(上級者向け) | ◯(手軽さ重視) |
まず、のり付き壁紙は、裏面の保護フィルムを剥がすだけ、あるいは水で濡らすだけで施工できる手軽さが魅力です。専門の職人が使うような適量ののりが均一に塗られているため、のりの量で悩む必要がなく、貼り付け後の仕上がりが美しくなりやすいです。ただし、のりが乾く前に作業を終える必要があるため、作業時間には限りがあります。
次に、のりなし壁紙です。これは、壁紙と別に専用のりを購入し、自分で調合して塗布するタイプです。自分のペースで作業を進められる利点がありますが、のりを均一に塗る作業は技術を要し、塗りムラができると剥がれや仕上がりの凹凸の原因になります。コストを抑えられる場合もありますが、手間と失敗のリスクを考えると上級者向けです。
最後にシール壁紙です。裏面が粘着シートになっており、ステッカーのように貼れるため最も手軽です。しかし、ビニール素材のものが多く、本格的な壁紙と比較すると質感や耐久性の面で劣る傾向があります。また、一度貼ると貼り直しが難しく、空気が入りやすい点も注意が必要です。
以上のことから、初心者の方はまず、のり付き壁紙を選ぶと安心です。
基礎知識(2)必要な道具と費用を抑える選び方
壁紙の張り替えは、適切な専用道具を揃えることで作業効率と仕上がりの質が格段に向上します。
正しい道具を使わなければ、壁紙がまっすぐに切れなかったり、空気がきれいに抜けなかったりといった問題が発生しやすくなるからです。
壁紙張り替えに必要な道具は、初心者向けのセットであれば3,000円から5,000円程度で一式を揃えることができます。具体的にどのような道具が必要か、以下の表にまとめました。
| 種類 | 道具名 | 用途 |
| 必須道具 | カッターナイフ | 壁紙のカットや余分な部分の切り落としに使用します。 |
| 地ベラ | 壁の角や隅に折り目をつけたり、カッターのガイドにしたりします。 | |
| 撫でバケ | 壁紙を貼り付けた後、中心から外側へ空気を抜きます。 | |
| ジョイントローラー | 壁紙の継ぎ目を圧着し、剥がれを防ぎます。 | |
| メジャー | 壁の寸法を正確に測定します。 | |
| スポンジ・バケツ | はみ出したのりを拭き取るために使用します。 | |
| あると便利な道具 | 脚立・踏み台 | 天井近くなど、高い場所の作業を安全に行うために必要です。 |
| 養生シート・テープ | 床や家具をのりや汚れから保護します。 |
費用を抑えるためのコツは、いきなり全ての道具を高級品で揃えようとしないことです。まずは最低限必要な道具が含まれたスターターセットを購入し、作業に慣れてから必要だと感じたものを個別に追加していくのが賢明な方法です。
特にカッターの刃は切れ味が仕上がりを大きく左右するため、こまめに折って常に新しい状態を保つことが重要になります。最初に適切な道具へ投資することが、結果的に時間と労力を節約し、満足のいく結果を得るための重要な要素となるのです。
基礎知識(3)6畳部屋のDIY費用と業者比較
壁紙張り替えを自分で行う最大のメリットは、専門業者に依頼する場合と比較して費用を大幅に削減できる点です。
業者へ支払う費用の大部分を占める人件費や出張費といった経費がかからず、基本的に材料費と道具代だけで済ませられるからです。ここでは、一般的な6畳の部屋を例に、DIYと業者依頼の費用を具体的に比較してみます。
| 比較項目 | DIYで張り替える場合 | 業者に依頼する場合 |
| 壁紙代 | 7,000円~10,000円 | 材料費として含まれる |
| 道具・消耗品代 | 3,000円~5,000円 | 不要 |
| 下地処理材 | 約2,000円(必要な場合) | 諸経費として含まれる |
| 工賃・諸経費 | 0円 | 費用の大部分を占める |
| 合計費用 | 約10,000円~17,000円 | 40,000円~70,000円 |
上記の表から分かる通り、自分で張り替えを行えば、業者に依頼するよりも約3万円から5万円以上の費用を節約できます。これは約70パーセントものコストダウンに相当します。
なぜ業者に依頼すると高くなるかというと、材料費に加えて職人の技術料である工賃、現場までの交通費や廃材の処分費などの諸経費が加算されるためです。また、一度道具を揃えてしまえば、次に別の部屋を張り替える際には壁紙代だけで済むため、複数の部屋をリフォームする予定がある場合はさらに節約効果が大きくなります。このように具体的な金額を比較すると、DIYがいかに経済的な選択肢であるかが明確にわかります。
基礎知識(4)作業時間と難易度の目安
DIYで壁紙を張り替える際には、事前に現実的な作業時間と難易度を把握し、余裕を持った計画を立てることが重要です。作業時間を過小評価してしまうと、焦りが生まれてミスをしやすくなったり、作業の途中で一日を終えなければならなくなったりするからです。
一般的な6畳の部屋の場合、壁の下地処理が不要であれば半日程度で完了します。しかし、壁に穴や凹凸があってパテで補修する下地処理が必要な場合は、パテの乾燥時間を考慮して1日から1日半ほど見ておくと安心です。
具体的なスケジュール例としては、1日目の午前中に家具の移動や養生、古い壁紙剥がし、下地処理を行い、午後はパテが乾くのを待ちます。そして2日目の午前中に壁紙の採寸と貼り付けを行い、午後に仕上げと片付けをするという流れが理想的です。また、作業する場所によっても難易度と時間は変動します。
| 作業場所 | 作業時間の目安 | 難易度 |
| トイレ | 2~4時間 | 中 |
| 6畳個室 | 半日~1日 | 低 |
| リビング・キッチン | 1~2日 | 高 |
特に重要なのは、作業はできるだけ二人以上で行うことです。長い壁紙を一人でまっすぐに貼るのは非常に難しく、シワやズレの原因になります。家族や友人に手伝ってもらうことで、作業が格段にスムーズになり、仕上がりの質も向上します。
このように、事前に作業全体の流れと必要な時間を理解しておくことで、落ち着いて丁寧な作業を進めることができます。
壁紙の色柄選びのコツ
壁紙は部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。ここでは、部屋を広く見せる色の法則や、汚れが目立ちにくい柄の選び方など、初心者でも後悔しない壁紙選びのコツを3つの視点からご紹介します。
- 部屋を広く見せる色選びの法則
- 汚れや傷が目立ちにくい柄選び
- 初心者でも失敗しにくいデザイン
コツ(1)部屋を広く見せる色選びの法則
部屋に開放感をもたせ、広く見せたいなら、明るい色を選ぶことが基本になります。
なぜなら、明るい色は光をよく反射し、空間全体を膨張して見せる視覚効果を持っているからです。具体的には、白やアイボリー、明るいグレーといった色が最も効果を発揮するでしょう。後退色と呼ばれるこれらの色は、壁面が実際の位置よりも奥にあるように感じさせ、部屋に奥行きを生み出します。
専門的に言えば、色の明るさを示す明度が高い、あるいは色の鮮やかさを示す彩度が低い淡い色合いほど、空間の広がりを演出するのに役立ちます。さらに効果を高めるには、床から壁、天井へと、下から上に向かって徐々に明るい色を選ぶ配色がおすすめです。
この配色にすると、人の視線が自然と上に向かい、天井が高く感じられて部屋全体の開放感が高まります。例えば、床が濃い茶色であれば、壁をアイボリーに、天井を真っ白にするような組み合わせを試してみましょう。天井高があまりない部屋や、光が入りにくい北向きの部屋でこそ、この色選びの法則は大きな効果を発揮します。
壁紙の色柄選びで空間の印象を上手にコントロールし、狭さを感じさせない快適な部屋作りを目指しましょう。
コツ(2)汚れや傷が目立ちにくい柄選び
日常生活でついてしまう汚れや細かな傷を目立たなくするためには、壁紙の色と柄、そして素材選びが重要になります。
壁の汚れは、手垢による黄ばみや皮脂汚れ、ホコリによる黒ずみなど、多くが純白ではない中間色だからです。清潔感のある真っ白な壁紙は魅力的ですが、こうした汚れとの色の対比が激しく、少しの汚れでもかえって目立ってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、ベージュやアイボリー、または薄いグレーといった、わずかに色味のついた壁紙です。これらの色は多くの汚れの色と馴染みやすく、汚れの存在を曖昧にしてくれます。また、デザインの観点からは、表面に細かな凹凸がある織物調や石目調の壁紙も有効です。凹凸が生む陰影が汚れをカモフラージュし、のっぺりとした無地の壁紙よりも汚れが気になりにくくなります。
さらに実用性を重視するなら、機能性壁紙を選ぶという選択肢もあります。表面にフィルムがラミネート加工された防汚機能付きの壁紙は、汚れが浸透しにくく、水拭きや中性洗剤で簡単に拭き取ることができます。表面強化壁紙は、一般的なビニールクロスよりも強度が高く、家具の擦れやペットのひっかき傷などから壁を保護します。
小さなお子様やペットがいるご家庭、人の出入りが多い廊下やキッチンなどでは、デザイン性だけでなくメンテナンス性も考慮した色柄選びをすることが、長期的に美観を保つための賢い方法です。
コツ(3)初心者でも失敗しにくいデザイン
初めて壁紙DIYに挑戦するなら、柄合わせが不要な無地の壁紙を選ぶのが最も確実な選択です。
おしゃれな大柄の壁紙に心惹かれるかもしれませんが、隣り合う壁紙の柄をミリ単位で合わせる作業は、少しのズレが非常に目立つため、プロでも慎重になるほど難易度が高いと言えるでしょう。失敗のリスクを最小限に抑えたい初心者の方には、白やベージュ、薄いグレーといった色の無地タイプが最適です。
これらは柄合わせの心配が一切なく、万が一、継ぎ目にわずかな隙間ができても目立ちにくいという大きな安心感があります。もし柄物を取り入れたい場合は、織物調のような質感で柄が目立たないデザインや、細かなストライプ柄など、継ぎ目が分かりにくいものを選ぶことをおすすめします。
そして、デザインを決める上で絶対に欠かせないのが、実物のサンプルを取り寄せて確認する作業です。ウェブサイトの画面で見る色と、実際の部屋の光の下で見る色とでは、印象が大きく異なることがよくあります。
A4サイズ程度のサンプルを実際に壁に貼り、朝・昼・夜の照明環境で見え方を確かめるひと手間が、完成後の後悔を防ぐ最も有効な手段となります。壁の一面だけ色を変えるアクセントクロスに挑戦する場合でも、このサンプル確認は必須です。部屋全体の壁面積の2割から3割程度に留めることで、バランスの良い空間作りができます。
壁紙を自分で張り替える手順
準備が整ったら、いよいよ施工の工程へ進みます。この章では、古い壁紙の剥がし方から新しい壁紙の貼り付け、そしてエアコン周りなどの難所の処理方法まで、5つのステップで具体的に解説します。
- 古い壁紙の剥がし方と下地準備
- 壁の測定と壁紙カット
- のり付けから貼り付けまでの流れ
- エアコン・コンセント周りの処理法
- 仕上げ処理で綺麗に完成させる
手順(1)古い壁紙の剥がし方と下地準備
壁紙の張り替えは、まず古い壁紙を剥がす工程から始まります。美しい仕上がりを実現するには、この下準備を丁寧に行うことが非常に重要です。
多くのビニールクロスは、表面のビニール層と下にある裏紙の二層構造になっています。剥がす際のポイントは、表面のビニール層のみを取り除き、下地の裏紙は残すことです。この裏紙が新しい壁紙の接着を助ける吸水層の役割を担います。
まず、壁紙の継ぎ目や隅にカッターで切り込みを入れ、そこからゆっくりとビニール層を剥がしていきましょう。スムーズに剥がれない箇所には、霧吹きで水をかけるか、専用の剥がし剤を塗布して時間を置くと、のりがふやけて剥がしやすくなります。
古い壁紙をすべて剥がし終えたら、壁の状態をくまなくチェックしてください。画鋲の穴や小さなひび割れ、凹凸があれば、市販の補修用パテで平らに埋めていきます。パテが完全に乾いたら、サンドペーパーで表面を軽く磨いて滑らかに整えましょう。
この下地処理を丁寧に行うことが、最終的な仕上がりの質を決定づけます。下地が平らでないと、新しい壁紙を貼った際に凹凸が浮き出てしまい、見た目が損なわれる原因となるのです。
手順(2)壁の測定と壁紙カットのコツ
下地準備が整えば、次は壁の寸法測定と壁紙のカットです。この作業の精度が、材料の無駄をなくし、仕上がりを左右する重要な要素となります。
メジャーを使い、張り替える壁の高さを測りましょう。このとき、壁の左端、中央、右端といった具合に、数カ所で測定することが大切になります。というのも、部屋の壁は一見まっすぐに見えても、微妙に歪んでいることが多く、場所によって高さが違う場合があるからです。
測定した高さの中で最も長い数値を基準にして、さらに上下にそれぞれ5cmから10cmほどの余裕を持たせてカットしてください。この「切りしろ」と呼ばれる余裕の部分が、貼り付け時の微調整を可能にし、天井や床のわずかな歪みを吸収してくれるのです。もし切りしろを設けずにぴったりのサイズでカットすると、少し斜めに貼っただけで壁紙が足りなくなる失敗につながりかねません。
壁紙をカットする作業は、床などの広い場所に養生シートを敷いて行うと、壁紙を汚したり傷つけたりする心配がありません。大きなカッターマットの上で長い定規を当て、壁紙裏面のガイドラインに沿ってまっすぐカットしましょう。柄物の壁紙を選ぶ場合は、隣り合う柄がきれいにつながるように、模様の繰り返し幅を計算してカットする必要があります。この作業は特に慎重さが求められるでしょう。
手順(3)のり付けから貼り付けまでの流れ
カットした壁紙を、いよいよ壁に貼っていきます。美しい仕上がりのためには、空気が入らないよう丁寧に作業することが何よりも重要になります。
生のり付き壁紙なら、裏面のフィルムを剥がすだけで作業を始められます。のりなし壁紙を使う場合は、ローラーやハケで裏面に専用のりを均一に塗布しましょう。塗りムラやダマは、仕上がりの凹凸に繋がるので注意が必要です。
貼り付けは、部屋の隅から上から下へと進めるのが基本です。まず、壁紙の上部を天井のラインに合わせ、切りしろとして5cmほどはみ出させて貼り付けます。位置を決めたら、撫でバケで壁紙の中心から外側へ、空気を押し出すように優しく撫でつけましょう。
一気に全面を貼るのではなく、上から下へ、中心から外側へという順番を意識して、丁寧に空気を追い出すのがきれいに仕上げるコツとなります。もし大きな気泡が残ってしまったら、その部分までそっと剥がして貼り直してください。のり付き壁紙は、のりが乾くまで貼り直しが可能なので、焦らず作業を進められます。
一枚目を貼り終えたら、二枚目は端を数センチ重ねるか、隙間なく突き合わせて同様に貼っていき、壁一面を完成させます。
手順(4)エアコン・コンセント周りの処理法
壁紙の張り替え作業で、多くの初心者が難関と感じるのがエアコンやコンセント周りの処理でしょう。しかし、正しい手順といくつかのコツを覚えれば、これらの障害物もきれいに仕上げることが可能です。
コンセントやスイッチ周りを処理する場合は、まず安全のためブレーカーを落とし、プレートのカバーをドライバーで外します。壁紙をコンセント本体の上から覆うように貼り付けたら、指でそっと触れて本体の位置と形を確認してください。
次に、カッターで対角線にバツ印の切り込みを入れ、その切り込みから本体の形に沿って四角く壁紙を切り抜きましょう。最後にプレートを元に戻せば、切り口が隠れてきれいに見えます。
エアコン周りの処理では、本体を必ずしも取り外す必要はありません。まずエアコンの周囲を養生テープで保護し、壁紙を本体の上まで貼り進めていきます。
エアコンの輪郭に合わせてカッターで大まかに壁紙をカットした後、地ベラなどを使って壁との隙間に壁紙の端を押し込みましょう。一度に完璧にカットしようとせず、少しずつ形を整えていくのが失敗しないコツです。これらの障害物周りの作業では、切り口が最終的にプレートや本体で隠れるので、多少のズレは問題になりません。
落ち着いて、カッターの刃をこまめに新しくしながら慎重に作業を進めることが大切になります。
手順(5)仕上げ処理で綺麗に完成させる
壁紙をすべて貼り終えたら、最後に見栄えを大きく左右する仕上げ処理に入りましょう。この最終工程を丁寧に行うことで、全体の完成度を格段に高められます。
仕上げの作業のポイントは、以下の3つです。
- 余分な壁紙のカット
- 壁紙の継ぎ目の圧着
- はみ出したのりの拭き取り
まず、天井や床にはみ出した余分な壁紙、つまり切りしろをカットします。壁と天井の境目などに地ベラをしっかりと当て、それをガイドにしてカッターでまっすぐ切り落としましょう。切り口をきれいに仕上げるためには、カッターの刃をこまめに折り、常に新しい状態を保つことが重要になります。
次に、壁紙と壁紙の継ぎ目を圧着します。専用のローラーでジョイント部分を丁寧に転がし、しっかりと密着させてください。この作業を怠ると、乾燥後に継ぎ目が浮き上がって隙間が目立つ原因になるからです。特に柄物の壁紙では、この継ぎ目の処理が全体の印象を大きく左右するでしょう。
最後に、はみ出したのりをきれいに拭き取ります。継ぎ目などから押し出されたのりを放置すると、乾燥後にテカリや黄ばみ、ホコリの付着につながります。水で濡らして固く絞ったスポンジを使い、壁紙の表面や周辺の部材についたのりを優しく丁寧に拭き取りましょう。
すべての仕上げ作業が完了したら、のりが完全に乾くまで24時間から48時間ほどは窓を閉め、急激な温度変化を避けてください。これにより、壁紙がしっかりと定着します。
失敗しないための重要ポイント
「もし失敗したらどうしよう」という不安は誰にでもあるものです。この章では、初心者がつまずきがちなポイントとその解決策をまとめました。事前に知っておけば、慌てずに対処できます。
- 柄物壁紙の継ぎ目を合わせる方法
- 空気やシワを防ぐ圧着テクニック
- 部分的な張り替えから始める練習法
- トイレなど狭い場所での注意点
ポイント(1)柄物壁紙の継ぎ目を合わせる方法
木目調やレンガ柄など、柄のある壁紙を美しく仕上げるためには、継ぎ目の柄をぴったりと合わせる技術が不可欠です。この柄合わせがうまくいかないと、壁全体で見たときに模様がずれて不自然な印象を与えてしまうからです。
プロの職人も使う基本的な技法に、「ジョイントカット」または「重ね切り」と呼ばれる方法があります。これは、2枚の壁紙をあえて数センチ重ねて貼り付け、その重なった部分をまとめてカットすることで、継ぎ目をきれいに仕上げるテクニックです。
まず、1枚目の壁紙を壁に貼り付けます。次に、2枚目の壁紙を1枚目の上に、柄がきれいにつながる位置を探しながら4cmから5cmほど重ねて貼ります。
柄の位置が確定したら、2枚の壁紙が重なっている部分の真ん中に地ベラを当て、それを定規代わりにしてカッターで上から下までまっすぐに切り込みを入れましょう。このとき、力を入れすぎて下地の石膏ボードまで傷つけないように注意が必要です。
切り込みを入れた後、まず2枚目の壁紙の不要な耳部分を取り除きます。続いて、2枚目の壁紙をそっとめくり、下に隠れている1枚目の壁紙の不要な耳部分も取り除きます。最後に、両方の壁紙の端を元に戻すと、柄がぴったりと合った継ぎ目が完成します。
仕上げにジョイントローラーで継ぎ目をしっかりと圧着すれば、まるで1枚の壁紙のように自然な仕上がりになります。
ポイント(2)空気やシワを防ぐ圧着テクニック
壁紙を貼った後に最も目立ちやすい失敗が、表面に残ってしまった空気やシワです。
これらを防ぐには、貼り付け時の丁寧な圧着作業と、作業環境を整えることが重要になります。まず、壁紙を貼り付けたら、撫でバケを使って中心から外側へ向かって空気を追い出すように圧着していくのが基本です。このとき、放射状に、あらゆる方向へ空気を逃がすイメージで作業すると効果的です。
しかし、丁寧に作業しても小さな気泡が残ってしまうことがあります。もし乾燥後に気泡を見つけた場合は、慌てずにカッターの先端や針などで気泡の中心に小さな穴を開けましょう。そこから指で優しく空気を押し出し、最後にジョイントローラーで軽く押さえれば、ほとんど目立たなくなります。
また、壁紙のシワは、貼り付け時のズレだけでなく、施工環境の湿度も大きく影響します。実は、壁紙の張り替えは湿度の高い雨の日に行うのが理想的です。なぜなら、紙でできている壁紙は湿気を吸うとわずかに伸び、乾燥すると縮む性質があるからです。
湿度の高い環境で少し伸びた状態で壁紙を貼ることで、乾燥して縮む際に壁紙がピンと張り、細かなシワができにくくなります。逆に乾燥した晴れの日に作業する場合は、加湿器を使ったり、壁紙を貼る前にしばらく部屋に置いて湿度に慣れさせたりといった工夫が、シワを防ぐのに役立ちます。
ポイント(3)部分的な張り替えから始める練習法
初めての壁紙DIYで、いきなり面積の広いリビングなどの主要な部屋に挑戦するのは、失敗したときのリスクを考えるとあまりおすすめできません。
自信がないまま作業を進めると、高価な材料を無駄にしてしまったり、満足のいかない仕上がりになって後悔したりする可能性があるからです。そこでおすすめなのが、まずは目立ちにくい場所や狭い範囲から始めて、作業に慣れるという練習法です。
クローゼットや納戸の内部の壁は練習場所としておすすめです。これらの場所は普段人目に触れる機会が少なく、多少の失敗があっても気になりにくいというメリットがあります。また、壁の面積が小さいため、必要な壁紙の量も少なく済み、材料費を抑えながら作業の一連の流れを体験できます。
トイレの壁一面だけをアクセントとして張り替えるのも良い練習になります。特に、貼って剥がせるタイプの壁紙や、再湿潤タイプののりを使った壁紙を選べば、万が一大きな失敗をしても原状回復が比較的容易なため、賃貸住宅での練習にも適しています。
このように、まずは小さなスペースで成功体験を積むことが重要です。一度DIYで壁紙をきれいに仕上げることができれば、それが自信となり、次にリビングなどのより広い空間に挑戦する際のモチベーションにもつながります。焦らず、自分のペースで着実に経験を積んでいくことが、最終的に大きな満足感を得るための確実な方法です。
ポイント(4)トイレなど狭い場所での注意点
トイレは練習に最適ですが、狭い空間ならではの注意点も存在します。限られたスペースで安全かつ効率的に作業を進めるには、事前の準備が何よりも重要になるでしょう。
- 器具の取り外しと周囲の養生
- 作業スペースと換気の確保
- 効率的な作業手順の計画
まず、作業を始める前に、ペーパーホルダーやタオル掛けといった壁の器具は、外せる限り外しておきましょう。付けたままでは、その周りをきれいに仕上げるのが格段に難しくなります。また、便器やタンク、床は、のりやホコリで汚れないように、大きなビニール袋や養生シートでしっかり覆うことが大切です。
次に、限られた空間での作業効率を上げる工夫が必要です。トイレは狭く、体の向きを変えるだけでも一苦労かもしれません。もし可能なら、ドアを一時的に取り外しておくと、作業空間が広がり、材料の搬入や体の動きが格段にスムーズになります。
さらに、狭い空間ではのりの臭いがこもりやすいため、換気の確保は不可欠です。作業中は常に窓を開けるか換気扇を回し、空気の通り道を必ず作ってください。作業の進め方も計画しましょう。例えば、古い壁紙を剥がす際は、天井に近い上部から始めると効率的です。剥がしたゴミが自然と下に落ちていくため、後片付けの手間を一度で済ませることができます。
こうした事前の準備と工夫が、狭いトイレでの作業を安全かつ快適に進めることにつながります。
壁紙DIYのメリット
少し手間はかかりますが、壁紙の張り替えを自分で行うことで得られるメリットは計り知れません。ここでは、費用削減とデザインの自由度という、DIYだからこそ味わえる2つの大きなメリットについてご紹介します。
- 費用削減ができる
- 自由にデザインを選べる
メリット(1)費用削減ができる
壁紙DIYに取り組む最大の魅力は、なんといっても費用を劇的に抑えられる点でしょう。専門業者に支払う費用の大部分は、職人の技術料である工賃や出張費といった人件費だからです。
前の章でも触れましたが、一般的な6畳の部屋を業者に依頼した場合の相場は4万円から7万円です。一方、DIYであれば壁紙代と道具代を合わせても1万円から2万円程度で済ませることも夢ではありません。これは、最大で5万円以上もの費用を節約できる計算になります。
これだけの差額があれば、浮いたお金で新しいカーテンやラグを購入するなど、さらなるインテリアの充実を計画するのも素敵ですよね。また、一度基本的な道具を揃えてしまえば、それらは繰り返し使用できるという点も見逃せません。次に別の部屋を張り替える際には壁紙の材料費だけで済むため、2回目以降のDIYはさらに経済的な負担が軽くなります。
家全体の壁紙を少しずつ張り替えていきたい方にとって、この長期的なコスト削減効果は大きなメリットとなるはずです。このようにDIYは、インテリア全体の予算配分をより豊かに、より自由にするための賢い選択肢なのです。
メリット(2)自由にデザインを選べる
もう一つの大きなメリットは、自分の「好き」という気持ちを何よりも大切に、デザインを自由に選べる点にあります。
業者に依頼すると、限られたカタログの中から選ぶのが一般的ですが、DIYならその制約から完全に自由です。インターネットで検索すれば、国内外のメーカーが提供する膨大な種類の壁紙があなたを待っています。
温かみのある北欧風のデザイン、クールなコンクリート調、本物と見紛うほどリアルな木目調やレンガ調も人気の選択肢です。デザインにもっとこだわりたいなら、海外から輸入された個性的な壁紙や、アート性の高いデザイナーズ壁紙を選ぶことだってできます。インテリアショップを巡り、質感や色合いを自分の目で確かめながら、じっくり時間をかけて最高の一枚を探すこと自体が、DIYならではの大きな楽しみです。
賃貸住宅にお住まいの方も、諦める必要は全くありません。デザイン性が高く、退去時にきれいに剥がせるタイプの壁紙も豊富に揃っています。このように壁紙DIYは、あなたの創造性を存分に発揮し、誰かの真似ではない、世界で一つだけの特別な空間を創り上げる最高の機会となるのです。
壁紙DIYのデメリット
DIYには多くの魅力がありますが、挑戦する前に知っておくべきデメリットもしっかりと確認しておきましょう。ここでは、時間や労力の問題、仕上がりのリスクなど、後悔しないために知っておきたい3つの注意点をお伝えします。
- 時間と労力がかかる
- 仕上がりにリスクがある
- DIYか業者依頼かの判断基準
デメリット(1)時間と労力がかかる
壁紙の張り替えは、多くの人が想像している以上に時間と体力を要する作業です。手軽に見えるDIY動画の裏側には、地道で根気のいる工程が数多く隠れているからです。
まず、作業を始める前の準備段階で、部屋にある家具をすべて移動させ、床や柱を養生シートで保護する必要があります。この作業だけでも、部屋の広さによってはかなりの重労働です。
次に、古い壁紙を剥がす作業は、壁の状態によって簡単には終わらない場合があります。のりが強力に固着していると、スクレイパーで少しずつ削り取るような地道な作業が延々と続くこともあります。
そして、壁紙を貼る作業自体も、常に上を向いたり、中腰の姿勢を続けたりするため、普段使わない筋肉を酷使し、翌日には筋肉痛に悩まされることも少なくありません。特に、共働きのご家庭などで、平日の夜や週末の限られた時間で作業を終わらせようと計画している場合、注意が必要です。
週末の午前中に終わるだろうと軽く考えていた作業が、結局は丸一日かかってしまい、休日が作業だけで終わってしまった、というのもよくある話です。このように、時間的な余裕と、ある程度の体力が求められる点を十分に理解しておく必要があります。
デメリット(2)仕上がりにリスクがある
DIYでプロと全く同じ完璧な仕上がりを目指すのは、かなり難しいと考えておきましょう。
職人は長年の修業で培った専門技術と経験を持っていますが、初心者がそれを一度で再現するのは非常に困難だからです。例えば、壁紙の継ぎ目がわずかに開いたり、逆に重なったりすることは、初心者が最も陥りやすい失敗の一つです。
また、空気を完全に抜ききれずに小さな気泡が残る、あるいはカッターでのカットがうまくいかず切り口が乱れる、といったことも起こり得ます。壁は部屋の中で最も面積が広い要素のため、こうした小さな失敗でも意外と目についてしまい、後からずっと気になってしまう可能性も十分に考えられます。
特に、来客の目に触れるリビングや玄関など、家の顔となる場所の仕上がりには、やはり高い品質が求められるものです。完璧な仕上がりを求める方や、少しの粗も許容できないという性格の方は、DIYに挑戦した結果、かえってストレスを抱えるという結果になりかねません。手作りの風合いとして楽しめる範囲なのか、それとも我慢できないレベルなのか、自分の求めるクオリティを事前に見極めておくことが重要です。
デメリット(3)DIYか業者依頼かの判断基準
自分でやるか、業者に依頼するかは、多くの人が悩むポイントではないでしょうか。この判断を誤ると、せっかく購入した材料が無駄になったり、結局やり直しで余計な費用がかかったりするため、慎重な見極めが求められます。
一つの明確な判断基準として、どの部屋を、どの程度の範囲で張り替えたいのか、という具体的な場所で考えてみるのがおすすめです。
例えば、クローゼットの内部や普段あまり使わない個室など、万が一失敗しても気になりにくい場所は、DIYに挑戦する絶好の機会と言えるでしょう。壁の一面だけを違う壁紙で装飾するアクセントクロスも、作業範囲が限定的なので比較的取り組みやすいはずです。
一方で、お客様を招き入れるリビングや家の第一印象を決める玄関ホール、そして天井の張り替えは、難易度が高く仕上がりの質が強く求められる場所となります。特に天井の作業は、常に上を向いた不自然な体勢で行うため、体力的にも非常に厳しく、プロでも特に気を使う工程なのです。
このような場所は、無理せず専門の業者に依頼しましょう。絶対に失敗したくない場所はプロに任せ、楽しみながら挑戦したい場所は自分で行う、という賢い使い分けが、後悔しないための最も確実な方法です。
賃貸住宅での壁紙張り替え方法
「賃貸だから」とインテリアを諦めていませんか。最近は退去時に元に戻せる便利なアイテムがたくさんあります。ここでは、原状回復を前提とした、賃貸住宅で安心して壁紙DIYを楽しむための秘訣をご紹介します。
- 原状回復できる壁紙とのりの選び方
- はがせる壁紙シールの活用術
- 退去時トラブルを避ける対策
方法(1)原状回復できる壁紙の選び方
賃貸住宅で壁紙DIYを行う際には、退去時に壁を傷つけず元の状態に戻せる、原状回復が可能であることが絶対的なルールです。
これを実現するには、剥がすことを前提とした専用のりと、それに適した壁紙を選ぶことが必要です。特におすすめなのは、主成分がでんぷんなどで作られている水性のりを使う方法です。このタイプののりは接着力が穏やかで、乾燥した後でも水を含ませることで簡単にするりと剥がせます。
そのため、既存の壁紙を傷つけたり、のり跡が壁に残ったりするリスクを最小限に抑えることが可能です。ただし、壁紙の種類との相性にも注意が必要です。輸入壁紙に見られるような紙製の壁紙は、水分で破れやすくなるため、剥がせるのりを使っても原状回復が難しくなるケースがあります。
賃貸でのDIYには、表面がビニールでコーティングされた一般的なビニールクロスが無難な選択肢です。どんなに安全とされる製品であっても、既存壁紙の素材や経年劣化の状態によっては、きれいに剥がせない可能性はゼロではありません。本格的な作業の前には、必ずクローゼットの中など目立たない場所で試し貼りを行い、数日後に問題なく剥がせるかを確認する一手間を惜しまないでください。
方法(2)はがせる壁紙シールの活用術
より手軽に賃貸住宅の壁紙DIYを楽しみたい方には、裏面がシール状になっている、いわゆる「貼って剥がせる壁紙」が最もおすすめな選択肢です。
のりを塗る手間や準備が一切不要で、まるで大きなステッカーを貼るように作業できる手軽さが最大の魅力と言えるでしょう。最近ではデザインのバリエーションも非常に豊富で、本格的な壁紙に見劣りしない空間作りが可能になりました。
しかし、手軽な一方でいくつかの注意点も存在します。製品によっては粘着力が強すぎて、剥がす際に元の壁紙まで一緒に剥がしてしまったり、粘着剤が壁に残ったりするケースも少なくないのです。
こうした失敗を避け、原状回復の精度をさらに高める応用テクニックとして、マスキングテープと両面テープを併用する方法があります。まず、壁の端や貼る範囲に格子状に幅の広いマスキングテープを貼り、その上から両面テープでシール壁紙を固定します。
この方法なら、シール壁紙の粘着面が直接壁に触れないため、より安心してDIYを楽しむことにつながります。ただし、この場合でも、まずは目立たない場所でマスキングテープ自体が壁を傷つけずに剥がせるかを確認することを忘れないようにしましょう。
方法(3)退去時トラブルを避ける対策
安心して賃貸DIYを楽しむためには、技術的な問題だけでなく、管理会社や大家さんとの退去時トラブルを未然に防ぐことが何よりも重要です。良かれと思って行ったDIYが、思わぬ修繕費用を請求される原因になってしまっては元も子もありません。
まず大前提として、壁紙を張り替える前に、必ず賃貸借契約書の内容を隅々まで確認してください。物件によっては、特約事項で壁の変更が一切禁止されているケースもあります。契約書に明確な禁止記載がない場合でも、自己判断で作業を始めるのは避けるのが賢明でしょう。
最も確実なトラブル回避策は、管理会社や大家さんに事前に相談し、許可を得ることです。その際には、原状回復が可能な製品を使い、壁を傷つけないよう細心の注意を払うことを具体的に伝えましょう。口頭での許可だけでなく、簡単なものでも良いので書面で承諾の記録を残しておくと、より安心感が増します。
また、作業前の壁の状態を日付がわかるように写真に撮っておくことも有効な対策となります。そうすれば、退去時に指摘された傷がDIY以前からあったものなのかを客観的に証明する助けとなるでしょう。「これくらい大丈夫だろう」という安易な判断がトラブルに発展する可能性を理解し、事前の相談を徹底することが、安心して楽しむための秘訣です。
まとめ
壁紙の張り替えは、正しい道具選びと手順を押さえれば、DIY初心者でも十分に挑戦可能です。
この記事では、費用を抑える道具の揃え方から、のり付き・シール式といった壁紙の選び方、自分で壁のサイズを測り、貼るための具体的な作業手順、コンセント周りや継ぎ目をきれいに仕上げるコツまで網羅的に解説しました。
業者に頼むより費用を大幅に節約でき、自分好みの空間を作れるのがDIYの魅力です。
満足のいく仕上がりにするために、最初は不安かもしれませんが、まずはトイレなど小さな面積から始めてみましょう。この記事を参考に、失敗を恐れず理想の部屋作りを楽しんでください。
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